【就活対策】SPIって何?SPIの基本を知ろう!
就活した先輩がSPIで苦戦したって言ってたんだけど、SPIって何?
確かにSPIって聞いたことあるけど、いまいちよく知らないなぁ
就活でよく聞くSPIという言葉。
就活を経験した学生さんなら誰もが知っている言葉ですが、まだ就活をしたことがない人にとってはあまり聞きなれない言葉だと思います。
SPIが何なのかよく知らない人も案外多いのではないでしょうか?
そこで今回は、今や就職活動では避けて通れないものになりつつあるSPIについて、その基本を学んでいきます!
- SPIとは?
- SPIの構成は能力検査と性格検査の2本立てが基本!
- SPIの受験方式にはテストセンター、WEBテスティング、インハウスCBT、ペーパーテスティングの4種類がある!
- SPIで一番多いテストセンター方式の流れ
- まとめ
SPIとは?
SPIとは、簡単に言えば就職活動の際に就活生が受験する適性検査の一種です。
就活生が受けるテストみたいなものだね!
SPIは株式会社リクルートキャリアが開発したもので、現在多くの企業が採用・人事の判断材料として使用しています。
SPIにはいくつかバージョンがありますが、現在の就活では主にSPI3が使われているので、以下、SPI3のことを単にSPIと書くことにします。
SPIの特徴は、単に学力を判定するためだけのテストではなく、思考力や判断力、コミュニケーション能力などに加えて、受験者の適性・性格なども判定するテストになっているという点です。
性格なども!?
そうです。そこが通常の試験やテストと違うところです。
そしてSPIの結果は、採用の際の書類選考としてだけでなく、面接試験の参考資料としても使用されます。
なので、就活においてSPIの対策は必須というわけなのです。
SPIの構成は能力検査と性格検査の2本立てが基本!
SPIのテストって、どんなものなの??
SPIは基本的に能力検査と性格検査の2つで構成されています。
大雑把に言えば、能力検査は思考力や判断力などを判定するテストで、性格検査は受検者の性格や適性を判定するテストです。
能力検査は思考力や判断力のテストで、性格検査は性格や適性のテストなのか。。
そして、能力検査はさらに言語分野と非言語分野に分かれています。
言語分野では語彙力や文章読解力などの国語力を判定する問題が出題され、非言語分野では計算や推論、論理などの数学力を判定する問題が出題されます。
言語分野が国語的な問題で、非言語分野は数学的な問題なのね。。
簡単に言うとそういうこと。
性格検査ってどういうもの?
性格検査は受検者が希望する会社や企業にどのくらい適しているかを見るためのテストです。
自分の性格についての簡単な質問に答えていくだけですので、特に難しいことはありませんが、この結果から、企業の採用(人事)担当者は受検者がどんな性格の人物なのか、また、その会社や企業に適した人材なのかどうか、さらには、採用した場合はどの部署に適性があるのか等を判断します。
なんか恐いな...笑
SPIは基本はこの能力検査と性格検査の2つですが、この他に英語能力検査や構造的把握力検査がオプションとして追加で実施される場合もあります。
英語能力検査や構造的把握力検査が実施されるかどうかは会社や企業によります。
なので、就活する際は希望する企業がSPIとしてこうしたオプションを付けているかどうかをしっかり確認するようにしましょう。
もし実施されている場合はその対策も当然必要になってきます。
SPIの受験方式にはテストセンター、WEBテスティング、インハウスCBT、ペーパーテスティングの4種類がある!
先ほどはSPIのテスト内容についてでしたが、今度はSPIの受験方式についての話です。
SPIの受験方式は大きく分けるとパソコンなどを使用するパソコン受験方式と紙ベースのペーパーテスティング方式とがあります。
ペーパーテスティング方式は問題冊子が配られ、それに対してマークシートで回答する方式です。
パソコン受験方式はさらに、テストセンター、WEBテスティング、インハウスCBTの3種類に分かれます。
なんかややこしいな...
テストセンター
パソコン受験方式の中で最も多い受験方式がこのテストセンターで、SPIを実施している企業のうち5割はこの方式を導入していると言われています。
この方式では、性格検査は自宅のパソコン等で受験し、能力検査については全国にあるテストセンター会場で受験します。
これについては後で詳しく説明します。
WEBテスティング
これは企業が指定する期間内に自宅のパソコンや大学のパソコンを使って受験する方式です。
この方式では自分の好きな時間、好きな場所で受験することができます。
この方式を導入している企業もまぁまぁあります。
インハウスCBT
指定された受験日に企業に出向き、そこの企業のパソコンを使って受験する方式です。
企業の手間もかかるため、この方式を導入している企業はそんなに多くありませんが、知識としては知っておきましょう。
SPIで一番多いテストセンター方式の流れ
SPIで最も多いテストセンター方式について、その流れを確認しておきましょう。
1.テストセンター予約サイトで受験日時、受験会場を予約する
エントリーした企業からテストセンターの受験案内のメールが届きます。
そこでテストセンター予約サイトのURLも送られてくるので、テストセンター予約サイトにアクセスしてテストセンターIDを取得し、受験日時・受験会場を予約します。
(正確にはこの段階ではまだ「予約」ではなく「仮予約」の状態で、2の性格検査を受検すると「仮予約」から「予約」へと移行するようになっています、ちょっとややこしいですね...笑)
2.性格検査を自宅等で受験する
テストセンター予約サイトで性格検査を受検します。
このときは自宅のパソコンや大学のパソコンを使って受験します。
(性格検査を受検し終わると、テストセンターの「仮予約」が「予約」となります)
3.テストセンター会場で能力試験を実施する
予約した日時に会場に出向いて、そこで能力検査を受検します。
服装はスーツじゃなくても良く、普段の私服で大丈夫です。
(私が行ったときも、私を含め周りも全員私服で来てました)
テストセンター方式はこのような流れになります。
まとめ
いかがでしたか?
今回の内容はちょっとややこしかったかもしれません。
最後に重要なポイントだけまとめると、、
SPIとは?
就活時の適性検査の一種!
SPIの内容は?
能力を判定する能力性格と適性を判定する性格検査の2つ!
能力検査は国語的な「言語分野」と数学的な「非言語分野」に分かれる!
SPIの受験方式は?
紙ベースのペーパーテスティング、テストセンター会場のパソコンで受験するテストセンター、企業のパソコンで受験するインハウスCBT、自宅などのパソコンで受験するWEBテスティングの4つ!
完璧だね!
ややこしい言葉もたくさん出てきますが、就活する際には基本中の基本になってきますので、ぜひしっかり押さえておきましょう!☆
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