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【大学生必見】就職や留学に有利なのはどれ?英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・医英検をわかりやすく解説!

 

英語の資格試験っていくつか種類があるけど、違いがよくわからない…

 

将来留学を考えてるんだけど、どの試験を受けるべきなんだろう?

 

こんな疑問を持ったことはありませんか?

ここでは大学生4大英語資格として知られる英検TOEICTOFELIELTSの4つの試験に加えて、医療系大学生向けの新しい英語資格である医英検ついて、それぞれの特徴や違い、勉強の仕方やおすすめの参考書などをまとめてご紹介します。

就活や留学に備えて英語資格を目指す大学生はぜひ参考にしてみてください!

 

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英語の資格試験対策のコツ

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各試験の具体的な話の前に、まずは英語の資格試験を突破する効率の良い勉強方法についてお話します。

試験対策をする際は、次に挙げる3つのことをおさえながら勉強していきましょう。

 

1.問題集と英単語長の2セットで勉強する

英語資格の試験対策本はたくさんありますが、おすすめは問題集と英単語帳の2セットで勉強していくことです。

英語の試験では知らない英単語が出題されると途端に解くのが難しくなります。

それは意味を推測するという余分な労力がかかってしまうためです。

問題自体はそこまで難しくないのに英単語を知らないために難しく見えてしまうということが英語の試験ではよく起こります。

その英単語を知らなかったためにその問題を落としてしまったというのはかなりもったいないです。

とはいえ、級が上がるなど難しい文章になればなるほどこういったことが起こってきます。

そのため、問題集で問題演習を繰り返すことと並行して、英単語帳で語彙力も増やしていくことが効率の良い勉強方法になります。

(この記事では後半以降におすすめの参考書も載せていますが、各試験に応じた英単語帳もセットで紹介しているので、ぜひ参考にしてください!)

 

2.リスニングやスピーキング対策の時間をしっかり確保する

文法問題や長文問題の対策に時間をかけ過ぎるあまりリスニングやスピーキング対策の時間があまり取れずに、そのまま試験に臨む人がいますが、これは危ないです。

リスニングやスピーキングは差が付きやすい問題セクションでもあるからです。

文法問題などと比べると対策がやりにくい分野ですが、合否の分かれ道になることも多いので、リスニングやスピーキング対策はしっかりやっておきましょう。

 

3.形式に慣れる

英語系の資格試験はどれも出題形式に特徴があります。

そのため出題形式に慣れておくというのは結構重要です。

特にTOEICTOEFLなどでは必ず過去問題集にも目を通しましょう。

出題形式への慣れがそのまま点に直結するということは英語の試験ではよくあります。

 

英語資格の試験対策をするときは上に挙げた3つのコツを意識して対策をすると、効率よく合格を手にすることができると思います。しっかり押さえておきましょう。

ではいよいよ次からは、各々の試験について解説していきます。

 

認知度No.1の「英検」

英語の資格試験の中で最も馴染みがあるのはこの「英検」だと思います。

正式名称は実用英語技能検定。公益財団法人「日本英語検定協会」が実施する英語資格です。

文部科学省が後援している公的資格であり、中学や高校のときに受験したことがある人も多いのではないでしょうか。

英検は1級~5級まであり、だいたいの目安として1級は大学卒業程度、準1級が大学中級程度、2級が高校卒業程度と言われています。

大学生が受験する場合は2級以上の級が望ましいです。

英検の特徴として押さえておきたいのは、ずばり有効期限がないこと!

後述しますがTOEICなどのスコアには有効期限がありますが、英検には有効期限はありません

つまり、一度取れば一生使える(=一生履歴書に書ける)ということになります。

なので2級以上の級については取れる時に取っておいた方が良いです。

大学生の英語力は一般に1、2回生の時がピークだとも言われているので、1、2回生辺りで受験するのが合格しやすいかもしれません。

活用場面

英検は知名度も高いですし、就活などでも有利になります。

ただ、留学を考えている場合はあまり有効ではないので、後で述べるTOEFLなどの別の試験を受験するのが良いです。

勉強法

英検(2級以上)は1次試験(マーク式、記述式)と2次試験(スピーキング)からなります。

英検の1次試験では日常的なものからビジネス、専門的なものまで幅広い語彙力が求められるので、語彙力をつけておくことが重要です。

また、2次試験の出題形式がやや独特なので、過去問などで問題形式に慣れておくことが合格のコツです。

公的な問題集が出ているので、それで対策しましょう。

(例として英検準1級向けの本を挙げています)

 

 

英検の英単語帳はこの「出る順パス単」シリーズがおすすめです。試験に出る順で書かれているので効率良く英単語を習得できます。

 

就活で有利な「TOEIC(トーイック)」

「英検」の次に有名なのが「TOEIC」。

一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)」が実施する、英語を母語としない人を対象とした英語資格です。

英語によるコミュニケーションとビジネス能力を検定する試験で、990点を満点としてスコアが算出されます。

TOEICのスコアは有効期限が2年と定められているので注意が必要ですが、TOEICは国内のビジネス界では最も重視される英語資格でもあるため、大学生や社会人にとても人気がある資格です。

活用場面

英語によるビジネス能力を検定する試験なだけあって、日系企業の就活などでは一番重視されます。

新卒採用はもちろん、転職などでも大きな武器になる資格なので、取っておいて損はないですし、大学生に一番おすすめできる英語資格でもあります。

勉強法

TOEICの試験はクセがあります。受験した人はわかると思いますが、あの、とて~も長いリスニングです。

高スコアを目指すのであれば、形式への慣れが結構重要になってくるので、英語にある程度自身がある人でも予め演習を積んで慣れておくのが良いと思います。

また、TOEICは就活では一番役に立つ資格なのですが、スコアには2年という有効期限があるので、大学3回生以上で取得するのがおすすめです。

 

TOEICの英単語帳といえばこの「金のフレーズ」です。

TOEIC対策の英単語帳としては圧倒的に人気があります。 

 

留学なら「TOEFL(トーフル)」

TOEFLアメリカの非営利教育団体「ETS」が開発した、英語を母語としない人々を対象にした国際基準の英語資格です。

日本で個人受験する場合は、「TOEFL iBT」と呼ばれる試験になります。

大学などで「TOEFL ITP」という試験を受験した人もいるかもしれませんが、この「TOEFL ITP」というのは「TOEFL iBT」の過去問を用いた試験であるため公式のスコアとしては認定されないので注意が必要です。

TOEFLは120点を満点としてスコアが算出されます。スコアの有効期限は2年です。

活用場面

TOEFLはもっぱら海外留学の際に役に立つ資格です。

留学に際して十分な英語力があるという証明として使われます。

なので留学を考えている人向けの資格になります。この他、大学院の編入試験などでも基準として採用されていることもあります。

勉強法

TOEFLもややクセのある試験なので、高得点を目指すなら十分に対策を行ったほうが良いです。

文法や読解などの筆記試験は過去問形式の問題演習で慣れておくのがベター。

リスニングもスピードが速く割と難しいのでしっかり対策をやってから受験しましょう。

 

 

TOEFLの英単語帳はこちらが割が人気があります。

 

留学・海外移住を考えるなら「IELTS(アイエルツ)」

IELTSはイギリスの公的国際交流機関ブリティッシュ・カウンシル、IDP education、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同運営する、海外留学・海外移住に必要な英語力を測る英語資格です。

IELTSには「アカデミック・モジュール 」と「ジェネラル・トレーニング・モジュール」の2種類があり、「アカデミック・モジュール」は海外の高校や大学への出願に使われるテストで、「ジェネラル・トレーニング・モジュール」は海外移住などの際に使われるテストになります。

9点満点でスコアが算出されます。IELTSのスコアにも有効期限があり、有効な期間は2年間です。

活用場面

IELTSは海外留学する場合や、海外移住する場合にはとても重要になってくる資格なので、留学を考えている人将来海外への移住を考えている人は必要になってきます。

また、外資系の企業に就職したい場合はスコアを持っていると高く評価してもらえます

ただし、国内の一般的な就職においては認知度も低くそれほど評価されないことが多いです。

勉強法

4技能について筆記と対面での試験が行われます。

実用的な英語能力が試されるので難易度も結構高いです。

特にスピーキングが難しい印象があるので、受験する場合はしっかり対策しましょう。ちなみに海外留学の場合にはだいたい6〜7点以上のスコアが必要となることが多いので、まずはこのラインを目指すのが良いです。

 

 

IELTS対策用の英単語帳はこちらがおすすめです。

専門的な単語よりも日常的な単語寄りになっており、IELTS対策にはピッタリです。

 

医療系の英語資格 「医英検」

最後に医療系の大学生におすすめの英語資格「医英検」を簡単にご紹介します。

「医英検」は2008年からスタートした比較的新しい資格です。

日本医学英語教育学会(JASMEE)が主催する試験で、医学・医療に特化した英語の検定試験になります。

医学・医療に特化した試験ではありますが、誰でも受験することが可能で、1級から4級まであります。

3級は「英語で医療に従事できるレベル」とされ、医師や看護師などの医療従事者や医療系の通訳者が主な対象であり、4級は「基礎的な医学英語運用能力を有するレベル」とされ、医療系の大学生などが主な対象です。

活用場面

医英検は医学生看護学生などの医療系の大学生や、医療系通訳者などの道を目指している文系の人におすすめな資格で、医療分野での就活には有利な資格となります。

勉強法

医英検では医学系や医療系のより専門的な英語力が問われるので、十分に対策をする必要があります。

特に医療系分野の語彙力はつけておきましょう。

主催元である日本医学英語教育学会から公式の教本が出ているので、この教本を使って勉強するのがおすすめです。この教本には英単語のリストなども付いているので勉強もしやすいです。

まずは医英検の4級を目指して勉強していきましょう。

 

 

まとめ

ここで紹介したことを簡単にまとめると、

就活に有利な英語資格を持ちたい ➜ TOEIC英検

留学をしたい ➜ TOEFLIELTS

将来、海外に住みたい ➜ IELTS

医療系の就活で活用したい ➜ 医英検

 

という感じになります。それぞれ独学でも取得可能な試験なので、大学生のうちに自分に合ったものを取得しておきましょう!

 

 

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