【就活対策】能力検査の非言語分野ってどんなもの?問題形式と例題を見てみよう!(前編)
SPIの非言語ってどんな感じなんだろう?
なんか案外解けないって先輩たちが言ってたから心配...
就活の際にほとんどの就活生が受検するであろうSPI。
SPIは言語分野と非言語分野にわかれており、言語分野では国語的な問題が出題され、非言語分野では数学的(あるいは算数的)な問題が出題されます。
実はSPIの中でも非言語分野は案外高得点が狙いにくく、毎年多くの就活生が苦戦させられる分野です。
今回は、そんなSPIの非言語分野について、まだSPIを受けたことがない人向けにどんなものか簡単に説明していきます!
(最後に例題も付けてあるので、ぜひトライしてみてください! ♪)
SPI能力検査の非言語分野
まずは基本事項を軽くおさらいしておきましょう。
SPI能力検査は言語分野と非言語分野に分かれています。
SPIの言語は国語的なやつ、非言語は数学的なやつなんだよね!
その通り!
言語分野は語彙や文章読解力などの国語力を問う検査です。
一方で、非言語分野は計算や推論などの数学力(または算数力)を問う検査です。
ということは、理系なら非言語は対策しなくても問題ないんじゃない??
と思う人もいると思いますが、実際のところはそうとは言い切れません。
なぜなら、SPIの非言語分野ではとにかく時間が圧倒的に足りなくなるからです。
理系で算数や数学が得意な人でも、ほとんどの人が時間内に全問解き切ることはキツイです。
そのくらい時間がないのです。算数や数学が苦手な人だったらもっと時間的に苦しくなります。
なのでSPI非言語分野は、理系でも侮ってはいけません。
実際、多くの理系先輩たちもSPIの非言語では苦労しているよ。。
理系文系に限らず、SPI非言語分野の対策はしっかりやっておく必要があります。
非言語分野の出題範囲
それでは、さっそくSPI非言語分野の出題範囲を見てみましょう。
SPI非言語分野の出題範囲
推論、集合、割合や比率計算、つるかめ算、仕事算、金額計算(損益算や割引計算など)、速さの問題、濃度計算、場合の数、確率計算、グラフ、整数(最小公倍数、最大公約数など)
げっ、結構多いな...
うわぁ~
上の出題範囲を見てみると、割合計算や金額計算、速さの問題など多くはいわゆる「算数的」な問題です。これに加え、場合の数や確率計算、グラフ、整数などはいわゆる「数学的」な問題になります。
つるかめ算とか懐かしいな...
場合の数や確率って中学レベルの数学でも大丈夫??
SPIで出題される場合の数や確率の問題はそこまで難しいものではなく、丁寧に数え上げていけばちゃんと正解にたどりつけます。
ただし、先ほども言ったようにSPIの非言語はスピード勝負なので、できれば高校数学の「順列・組み合わせ」で習う「 」や「 」の計算くらいはできるようにしておいた方が良いです。
うぅ...
SPIの非言語の問題は、問題自体の難易度は高くないのですが、素早く解かないといけないので、それが大変です。
どのくらいの速さで解くの?
そうだね、SPI非言語で高得点を狙うには、例えばテストセンターだと問題1つにつき1分半くらいで解答することが理想だと言われているよ。
1問につき1分半くらいか...
無理な気がする...
「1問につき平均1分半」は高得点を狙う際のあくまで目標なので、そこまでこだわる必要はないです。
実際には2,3分くらいかかっても大丈夫です。
なので、とりあえずは自分でできる範囲でなるべく速く解く!ということだけ意識しておいてください!
SPI非言語分野の問題例
では最後に、SPI非言語の例題を1つ解いてみましょう!
実際の問題をもとにして作ったオリジナル問題ですが、どんな問題が出るのかの参考になると思います。
解答にどのくらい時間がかかるのか、自分でチェックしてみましょう!
例題
昨日このサイトを閲覧した人は全員で81人だった。この81人はA大学の学生かB大学の学生のどちらかであった。この81人のうち、A大学の学生とB大学の学生の人数差は15人で、また、A大学の男子学生はA大学の女子学生より7人多かった。昨日このサイトを閲覧したA大学の男子学生は全員で何人だったのでしょう?
ア:18人 イ:20人 ウ:22人 エ:24人 オ:ア~エのいずれでもない
正解はわかったかな?
答え合わせは「【就活対策】能力検査の非言語分野ってどんなもの?問題形式と例題を見てみよう!(後編)」で!
お楽しみに!☆
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