【就活対策】能力検査の言語分野ってどんなもの?問題形式と例題を見てみよう!(後編)
前回の問題はちゃんと解けたかな?
自信あるよ。答え合わせが楽しみ!
前回の「能力検査の言語分野ってどんなもの?問題形式と例題を見てみよう!(前編)」の記事では、SPI言語分野の問題形式について説明しました。今回はその後編です。前回の最後に出題した問題の解答と解説になります。うまくできたか答え合わせしてみましょう! ♪
まずは前回の問題をもう一度見てみましょう。
例題
最初に示された二語の関係を考え、同じ関係のものを次のA~Eの中から選びなさい。
インフルエンザ:感染症
ア 野球:スポーツ イ 令和:昭和 ウ しょうゆ:大豆
A:アだけ
B:イだけ
C:ウだけ
D:アとイ
E:アとウ
解答と解説
SPI言語分野の「二語の関係」の問題です。
まずは最初に提示された2つの言葉の関係を考えてみましょう。
インフルエンザは毎年冬になると流行する病気で、インフルエンザウィルスを病原体とする感染症です。
このことから、「インフルエンザ」と「感染症」の関係はというと、
「インフルエンザ」は「感染症」の中の1つ、であることがわかります。
「インフルエンザ」をA、「感染症」をBとすると、「AはBに含まれる」という関係です。
高校数学でいうところの「 」という感じだよね!
うわ~、あったなぁ、そういうやつ...
そうです。いわゆる「包含の関係」というやつです。
これが最初に提示された「インフルエンザ」と「感染症」の関係になります。
では今度は選択肢を見ていきましょう。
アは「野球」と「スポーツ」です。
「野球」は「スポーツ」の中の1つですから、先ほどの関係と同じですね。
次はイの選択肢。「令和」と「昭和」です。「令和」も「昭和」も元号の1つですね。なので、「令和」と「昭和」は並列の関係になります。
いわゆる同じ仲間の言葉どうしの関係を「並列の関係」と言うよ
ではウの選択肢はどうでしょうか?
これはちょっと難しいかもしれませんが、「しょうゆ」は「大豆」から作られますよね。つまり、この二語は「製品と原料」という関係になっているわけです。
...そういうことか!
実はこういった「製品と原料の関係」というのもよく出題されています。
なのでしっかり見抜けるようにしておきましょう。
というわけで、正解はAになります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は前編と後編の2回に分けて、SPI能力検査の言語分野、その中でも特に「二語の関係」について見てきました。
SPI能力検査の言語分野はなんとなくでもある程度は解けると思います。
ただ、高得点を狙いたい場合などはしっかり対策しておく必要があります。
参考書や問題集などで練習を積んでおきましょう!☆
SPI参考書の定番。わかりやすくておすすめです!☆