レポート攻略!引用のやり方をマスターしよう!
レポートの引用って、やり方がよくわからないんだよなぁ
そういえば、私もこの前の課題レポートで引用のやり方がおかしいって減点されてた...
大学生になるとレポート課題もよく課されるようになります。
レポートを作成する際、大学生が最も苦手としているものの1つが「引用のやり方」でしょう。
引用のやり方がよくわからないという声もよく聞きます。
また、引用は正しくやらないとレポートの不正につながりますので、正しい引用の仕方をきちんと押さえておく必要があります。
そこで今回は、大学生が苦手とする「引用のやり方」について説明します。
この機会に正しい引用のやり方を身につけましょう!
引用のやり方には大きく2つのやり方があります。
「直接引用」と「間接引用」です。
「直接引用」と「間接引用」??
そうです。
順に説明していきましょう。
直接引用
直接引用とは、引用する元の文章を一字一句変えずに、そのまま写して引用することを言います。
一字一句変えずにそのまま引用するので、引用もやりやすいです。
直接引用のやり方には2通りの方法があり、引用するものが短い場合と長めの場合で使い分けます。
1.引用するものが短い場合
引用するものが単語や文章の一部など、短い引用の場合には引用部分を「 」で括り、文末に筆者、出版年、ページを( )または[ ]で括って表記します。
このとき、この文末につける( )や[ ]は句点の前に書くというのが注意点です。
例
だいふく先生は、大福の進化は歴史的には「内なる進化」と「外なる進化」の2つに分けられると指摘している[だいふく先生 2020:37]。
2.引用するものが比較的長めの場合
引用するものが数文にわたるような長いものの場合は、前後を1行開けて、2~3文字分の左インデントで書くというやり方が使われます。
あ、これ高校の現代文の文章でよく見かけたやつだ!
そうですね。評論文などでは使われることも多いやり方です。
この引用方法では、引用部分は本文とは異なるフォントが使われることが多いです。
また、中略をした場合には「(中略)」などと表記します。
文末に筆者、出版年、ページを( )または[ ]で括って表記するのは先ほどと同様です。
間接引用
間接引用とは、元の文章や言葉をそのまま書くのではなく、自分の言葉で要約して引用することを言います。
直接引用しにくい場合や、直接引用では引用部分が長くなりすぎてしまう場合に有効なやり方です。
引用したいものが引用元では複数の箇所に散らばっている場合などは、自分の言葉で要約して引用するこの「間接引用」が有効だよ。
例
だいふく先生によると、日本における大福の進化とたい焼きの進化には多くの共通点が見出されるという[だいふく先生 2020:37]。
最後に
いかがでしたか?
今回は大学生のレポート課題で頻出の「引用のやり方」について説明しました。
はじめにも書きましたが、不正確な引用のやり方はレポートの不正にもつながります。
なので正しい引用の仕方をしっかり押さえておきましょう。
また、レポートで引用をする際には注意点がもう1つあります。
それは「引用は必要最小限でなければならない」ということです。
これは引用をする際の大原則です。
レポートはあくまで自分のオリジナルな意見や考えを書くものなので、引用ばかりのレポートだと中身が無いものとなり、レポートとしては低評価となります。
レポートで引用する際は、引用は最小限にするよう意識しておきましょう☆