コロナ禍で実施された大学オンライン授業について学生目線で考えるの巻
はぁ~、やっと今日のオンライン授業の課題終わった。。もう目が痛いわ。。
今年大学デビューだったのに、、何だろう、、大学生になった気が全然しない。。。
どうやら、新型コロナウイルスじゃなくて課題攻めのオンライン授業によってみんな疲れてる様子だね。。
今年、2020年度は新型コロナウイルス感染症の蔓延のため、多くの大学で前期授業が従来の「対面授業」から「オンライン授業」へと変更されました。
新型コロナ対策として、このような「対面型」から「オンライン型」への授業形態の移行が行われたのですが、その実態はどんな感じだったのでしょうか?
大学生の本音を語ります!
オンライン授業の実態
みんなが通ている大学のオンライン授業はどんなやつだった?
ZOOMっていうアプリを使った動画講義を視聴して、見終わったらその講義のレポートをWebで提出するって形がメインだった。
私のところもZOOMを使った授業はあったけど、こっちは講義資料がWebにアップされるから、それを見ながら自習をして、そのWebの小テストを解いたらやっとその授業の出席点がもらえるって感じが多かった。。
オンライン授業といってもその形式はいろいろだったようで、大きくは
①授業資料がWebにアップされ、その資料を見ながら学生が自習するタイプ
②Webにオンデマンド型の動画講義が配信され、それを視聴しながら学習を進めるタイプ
⓷ZOOMを使ったリアルタイム型のオンライン授業に参加して学習するタイプ
のような3タイプに分かれます。
①は映像資料のないタイプで、いわゆる自学自習に近い感じの授業スタイル。
これに対して②や⓷は映像資料のあるタイプ。
②と⓷の違いはリアルタイムでの参加が必要か否かの違い。
②は講義動画がWebにアップされているのでそれを学生が自分の勉強ペースに合わせて視聴できる。
それに対して、⓷はZOOMを使ってリアルタイムで学生が授業に参加することを前提にしたやり方。
大学でのオンライン授業は大きくこの3タイプに分かれていたようです。*1
①の非映像型のタイプは、学生による自学自習のような形で、このタイプではアップされる資料のわかりやすさによって学生からの評価が大きく分かれたようで、説明が丁寧でわかりやすい資料をアップしてくれる先生の場合は特に問題はないのですが、アップされる授業資料がわかりにくいものの場合は学生側は苦労したようです。
また、信じられない話ですが、本来の対面授業で使用予定だったパワーポイントスライドを単にPDFに変換し、それをそのまま授業資料としてアップするだけの、いわゆる「手抜きオンライン授業」も一部横行したようで、口頭による補足説明が行われない分、内容理解に苦しんだ学生もいました。
これに対し、②や⓷のタイプでは動画講義による授業なので学生側は比較的理解しやすかったようです。
ただし、これらは学生のネット環境に大きく左右され、ネット環境があまり充分ではない学生にとっては大変だったようです。
また、⓷のZOOMを使ったリアルタイムのオンライン授業は、学生側のカメラをオンにするよう要求されるケースもあり、プライバシーの理由で抵抗があったり、また、ZOOMアプリのセキュリティに不安を覚える学生も多かったもよう。
オンライン授業の良かったところ
通学の手間が省けたのはよかったなぁ~。毎日学校行かなくても済むから楽やったわ。
外出しなくて済むので、安全といえば安全だったかも。。
オンライン授業は、新型コロナの感染拡大を防ぐためにも人との接触を極力避けるため実施されたもので、密を防ぎ、学生の感染リスクを下げることができたという点は大きなメリットでした。
また、通学の必要がなくなったため、通学時間や通学費用を節約できたという学生も多かったようです。
オンライン授業の悪かったところ
課題の量多すぎやろ、これ。。
目が疲れる~
オンライン授業では、大学に行かなくて済んだ反面、学生の理解度をチェックするためオンラインによる講義1つ1つに小テストやレポート課題が付けられたところも多く、そのあまりの量の多さに圧倒され、課題に追われる毎日を送った学生もいたようです。
オンライン授業に使ったWebシステムの不備も目立ち、サーバーがダウンして通信障害が起きた大学もありました。
また、課題量が多く家に籠ってパソコンと向き合っている時間が長いので、肩こりや目の痛みに悩まされた学生もいました。
やっと大学に入ったのに友人作りやクラブ活動に参加できないなんて。。
クラブ活動なども制限されていたため、特に新入生は大学生になった実感が湧かない人も多かったみたい。。
まとめ
新型コロナの影響で全国の大学では急遽オンライン授業が行われるようになりましたが、どの大学でも見切り発進した感があり、急繕いなために色々と不備も多く、学習現場に多くの混乱と課題を残したようでした。
後期の授業形態は、このままオンライン授業を継続するところ、一部対面での授業を再開するところなど大学によって様々ですが、オンライン授業をやる際にはこうした課題が少しでも克服されると良いですね!
みんな頑張りましょう!(^^ ♪
*1:もちろんもっと細かく分けることもできますし、これ以外の方法が採られたところもあります